
「スキャルピングをするのにおすすめの海外FX業者を知りたい」
「スキャルピング向きの口座の選び方がわからない」
海外FX業者は国内FX業者とは異なり、スキャルピングがしやすいといわれていますが、どの業者の口座がおすすめか、口座を選ぶ基準が分からない人も多いのではないでしょうか。「スキャルピングをするのにおすすめの海外FX業者を知りたい」
「スキャルピング向きの口座の選び方がわからない」
海外FX業者は国内FX業者とは異なり、スキャルピングがしやすいといわれていますが、どの業者の口座がおすすめか、口座を選ぶ基準が分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
– スキャルピングにおすすめの海外FX業者
– スキャルピング目的の口座を選ぶ基準
– スキャルピングをする際のリスクや注意点
この記事を読めば、スキャルピングにおすすめのFX口座を知ることができます。ぜひ、最後まで読んでみてください。

海外FXでのスキャルピングに適した口座を選ぶ基準
スキャルピング目的で海外FXの口座を選ぶ際の基準としては、以下のとおりです。
1. 海外FXではスキャルピングが認められている
2. スプレッドが狭いかつ取引手数料が安い
3. 約定率が高いECN口座を採用している
4. ストップレベルが低い
5. 最大レバレッジが高い
6. ロスカット水準が低い
7. 追証なしのゼロカットシステムを採用
それぞれの基準について順番に見ていきましょう。
1.海外FXではスキャルピングが認められている
前提として、スキャルピングが認められている海外FX業者の口座を選びましょう。
なぜなら、取引規約でスキャルピングが禁止されている業者で行った場合、口座が凍結されるからです。
一度凍結された口座が復活する可能性は限りなく低いため、二度とそのFX業者での取引ができなくなります。
スキャルピングが禁止されていないFX業者の口座を選ぶようにしましょう。
2.スプレッドが狭いかつ取引手数料が安い
スキャルピングで利益を出すためには、取引コストが低い口座を選ばなければなりません。
なぜなら、スプレッドが狭い口座を選んだほうが、多くの利益を残せるからです。
また、一般的にECN方式の口座は他の口座よりもスプレッドが狭いですが、1ロットの取引毎に取引手数料がかかるので注意しましょう。
つまり、スプレッドの狭い口座を探す場合、取引ツールに表示されるスプレッドと取引手数料を合計した実質スプレッドで比較しなければなりません。
例えば、以下の2つの口座を比較すると、A業者のスプレッドが狭いですが、B業者の方が取引手数料が低いことで、B業者でトータルの取引コストを抑えることができます。
FX業者 | スプレッド | 往復1ロットあたりの取引手数料※ | 実質スプレッド |
A業者 | 0.2pips | 10ドル(1.0pips) | 1.2pips |
B業者 | 0.4pips | 6ドル(0.6pips) | 1.0pips |
このように、スキャルピングでは、スプレッドだけでなく取引手数料も含めた実質スプレッドを比較してFX口座を選びましょう。
3.約定率が高いECN口座を採用している
ほとんどの海外FX業者では、STP口座とECN口座を提供しています。スキャルピングをする場合は、約定率が高く約定スピードが速いECN口座を選びましょう。
ECN口座なら、約定拒否やスリッページ・リクオートといった注文時の価格よりも不利なレートで約定することが少なくなります。
ECN口座の約定力が高い理由は、STP口座とは異なり、顧客から受けた注文を直接インターバンクと呼ばれる金融機関が集まる市場へ流すからです。
ECN口座で取引をすれば、取引コストを抑えられるので、より多くの利益を得やすくなります。
4.ストップレベルが低い
スキャルピングでは、ストップレベルが低い口座を選びましょう。
ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文を使う際に、最低限離さなければならない価格差のことです。
米ドル円のレートが100円のときに、ストップレベルが5pipsの口座では、99.995円〜100.005円の範囲内に指値注文や逆指値注文を設定することはできません。
ストップレベルが0pipsの口座なら、どの価格でも指値注文や逆指値注文の設定ができるため、細かい値幅での取引もしやすくなります。
ストップレベルは、パソコン版のMT4・MT5は仕様、スマホ版なら詳細から確認できます。
FX業者および口座によってストップレベルが異なるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
5.最大レバレッジが高い
スキャルピングで多くの利益を得たい場合は、最大レバレッジが高い口座を選ぶべきです。
レバレッジが高いと、ポジション保有に必要な証拠金を抑えることができるので、大きいロットで取引しやすくなります。
例えば、最大レバレッジが1,000倍のFX業者は、200倍の業者よりも5倍のロットで取引可能です。
ロットが大きければ、得られる利益も増やせる可能性があります。
海外FXで取引する場合の基準として、最低でも1,000倍以上のレバレッジで取引できる口座を利用しましょう。IronFXのレバレッジは、業界最大級の2,000倍!
6.ロスカット水準が低い
海外FXでスキャルピングをする際には、ロスカット水準が低い口座を選びましょう。
海外FXはレバレッジが高いので、大きいロットや多数のポジションを保有できますが、ロスカット水準が50%以上の口座では、ポジションが強制的にロスカットされる可能性が高くなります。
一般的にロスカットされた場合の損失額は大きいため、そのような事態を避けるためにロスカット水準が20%以下の口座を選びましょう。
7.追証なしのゼロカットシステムを採用
海外FXで取引するならゼロカットシステムを採用している海外FX業者を選ぶべきです。
ゼロカットシステムとは、為替レートの急激な変動などが原因でマイナス残高が発生した場合に、マイナス分をFX業者が負担してくれる制度のことです。
つまり、国内FXのように追証を請求されるリスクはなく、借金を負う心配もありません。
一方で、ゼロカットシステムのないFX業者を使った場合は、追証を請求されるので注意が必要です。
スキャルピングでは大きいロットで取引する機会が多いため、追証のリスクを避けるためにゼロカットシステムを採用しているFX業者を利用しましょう。
海外FX口座でスキャルピングをするメリット
国内の一部FX業者でもスキャルピングの取引は可能です。しかし、海外FX業者の口座は以下のようなメリットがあります。
1. スキャルピングが禁止されている業者が少ない
2. ハイレバレッジでのトレードで多くの利益を狙える
3. ゼロカットシステムの採用により借金を負うリスクがない4. ストップレベルが低い
5. ボーナスをトレードに使える
6. 約定力が安定している環境で取引ができる
それぞれのメリットについて順番に解説します。
1.スキャルピングが禁止されている業者が少ない
ほとんどの海外FX業者はスキャルピングを禁止していないので、口座凍結の不安を感じることなく安心して取引できます。
海外FX業者 | スキャルピング |
IronFX | 可能 |
FXGIANTS | 可能 |
AXIORY | 可能 |
Titan FX | 可能 |
Exness | 可能 |
XM | 可能 |
HFM | 可能 |
iFOREX | 禁止 |
ThreeTrader | 可能 |
FBS | 可能 |
Tradeview | 可能 |
一方で、国内FX業者では、スキャルピングを禁止していたりスキャルピングは認めているものの制限が設けられたりしていることもあります。
過去にスキャルピングが原因で利益を没収されたことがある人や規約違反に該当しないか不安を感じている人は、海外FXでの取引をおすすめします。
2.ハイレバレッジでのトレードで多くの利益を狙える
海外FXならハイレバレッジでの取引が可能なため、多くの利益を狙いやすいでしょう。
10万円の資金で米ドル円を取引するケースを例に解説します。
1ドル150円の場合に、レバレッジが25倍の国内FX業者と500倍の海外FX業者では、保有できるロットが異なります。
FX業者 | 保有できるロット | 10pipsの値幅で得られる利益 |
国内FX(25倍) | 0.16ロット(16,666通貨) | 1,666円 |
海外FX(500倍) | 3.33ロット(33万3,333通貨) | 3万3,333円 |
スキャルピングで10pipsの値幅を獲得した場合の利益を比べると、どちらのFX業者が証拠金を増やしやすいかは明白ではないでしょうか。
海外FXなら、少額から多くの利益を狙うことができます。
3.ボーナスをトレードに使える
海外FX業者では口座開設ボーナスや入金ボーナスを受け取ることができます。ボーナスとは、現金のように証拠金として使えるものです。ボーナスを受け取ることで、証拠金を増やしやすくなります。
例えば、5万円を入金するケースで考えてみましょう。ボーナスがないFX業者で5万円を入金した場合の証拠金は5万円です。しかし、100%入金ボーナスを活用すると入金額と同額分のボーナスを受け取ることができます。
現金と受け取ったボーナスを合わせた証拠金は10万円のため、最初から大きいロットで取引可能です。ボーナスを活用すれば、短期間で証拠金を増やすことも可能です。
海外FX口座でスキャルピングをする際のリスク
海外FX業者の口座でスキャルピングをする際にはいくつか懸念されるリスクがあります。
1. 国内業者よりもスプレッドがやや広い
2.トレード分析の勉強と練習をしないと勝てない
3.ロットを上げすぎると大きな損失を被る可能性がある
4.出金拒否や詐欺を行う業者もある
5.口座残高やロットによるレバレッジ制限がある
それぞれのリスクについても把握しておきましょう。
1.国内業者よりもスプレッドがやや広い
海外FX業者は国内業者よりもスプレッドが広いので注意しましょう。
多くの海外FX業者では、取引時に発生するスプレッドや取引手数料のみを収益源としているため、広がりやすくなります。
米ドル円を取引する場合、多くの国内FX業者のスプレッドは0.2pips前後(原則固定)です。しかし、海外FX業者では変動スプレッドを採用しているので、概ね0.0pips〜1.0pips前後(ECN口座の場合)です。
加えて、ECN口座では取引手数料を徴収しているため、スプレッドが0pipsであってもトータルの取引コストは0.5pips以上かかります。海外FXは、国内FXよりもスプレッドが広がりやすい点は把握しておきましょう。
2.トレード分析の勉強と練習をしないと勝てない
海外FXでは大きな利益を狙えますが、トレード分析の勉強と練習をしなければ、スキャルピングで勝つのは難しくなります。
なぜなら、スキャルピングは1秒の遅れが損益に直結するため、的確かつ素早い判断ができなければ、利益を得ることはできないからです。
そのためには、チャートパターンやインジケーターなどを用いたテクニカル分析について学んでトレード技術を磨く必要があります。
勉強や練習をしない状態でスキャルピングを始めた場合、損失額もあっという間に増える可能性があるので注意が必要です。
3.ロットを上げすぎると大きな損失を被る可能性がある
レバレッジが高い海外FXでは、大きいロットでの取引も容易ですが、その分損失額が増えやすくなるので注意が必要です。
例えば、5pipsの含み損を抱えてロスカットをする場合、0.1ロットと1ロットでは損失額が大きく変わります。
0.1ロットで取引した場合の損失額 | 500円 |
1ロットで取引した場合の損失額 | 5,000円 |
ロットを上げすぎると負けた時に証拠金の減りが早くなります。
資金の少ない人や初心者は、損失額を抑えるために慣れるまでは0.01ロットで取引しましょう。
4.出金拒否や詐欺を行う業者もある
出金拒否および詐欺行為を行う海外FX業者もあるので注意しなければなりません。
特に、派手なボーナスキャンペーンを定期的に開催している場合や悪い口コミが多く見つかるFX業者を使う場合は注意が必要です。
海外FX業者は海外に拠点があるため、日本の法律が適用されません。
詐欺業者を避けるためには「金融ライセンスを取得している」「多くのトレーダーが利用していて悪い口コミがほとんどない」FX業者を選びましょう。
5.口座残高やロットによるレバレッジ制限がある
ほとんどの海外FX業者では、口座残高やロットによるレバレッジ制限があるため、ずっと高いレバレッジで取引できるとは限りません。
以下は海外FXA社のレバレッジ制限です。口座残高によってレバレッジが制限されていることがわかります。
口座残高 | レバレッジ |
200ドル以下 | 3,000倍 |
200ドル超〜2,000ドル | 2,000倍 |
2,000ドル超〜5,000ドル | 1,000倍 |
5,000ドル超〜3万ドル | 500倍 |
3万ドル超〜15万ドル | 200倍 |
15万ドル超 | 100倍以下を選択 |
特に注意しなければならないのは、口座残高が増えると、他社よりもレバレッジが低くなることがある点です。
例えば、IronFXのアブソルトゼロ口座の最大レバレッジは500倍のため、上の表のA社の3,000倍と比較するとレバレッジが高くありません。
しかし、A社では口座残高が3万ドル超になると最大レバレッジが200倍に制限されるため、IronFXよりもレバレッジ(口座残高49,999ドルまでは500倍)が低くなります。
これから海外FXで取引する人は、予定している証拠金でもっとも高いレバレッジで取引可能なFX業者を選ぶようにしましょう。
また、口座タイプごとにレバレッジが異なったり一部マイナー通貨ペアはレバレッジが制限されたりすることも多いので、レバレッジの上限も確認しておきましょう。IronFXのレバレッジについては、以下の記事をご覧ください。

海外FXのスキャルピングで勝てない原因
海外FXでスキャルピングをしているのに勝てない場合は、以下のような原因が考えられます。
1. 取引ルールを守っていない
2. トレードに集中できていない
3. スキャルピングの制限があるFX業者を利用している
4. ボーナスをトレードに使える
5. スプレッドが広がる・注文が成立しにくい時間帯に取引している
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
1.取引ルールを守っていない
スキャルピングは、短時間で小さな利益を積み重ねる取引手法であるため、感情に流されず、確立されたルールを厳格に守ることが不可欠です。
「なんとなく上がる気がするから買う」「もう少し待てば戻るだろう」といった曖昧な判断でエントリーしたり、事前に決めた損切りラインを守らずに損失を拡大させたりすると、資金はあっという間に減ってしまいます。
スキャルピングでは、数pipsの損失も致命的になりかねないため、エントリーの根拠と同時に「どこまで逆行したら損切りする」という明確なルールを設定し、機械的に実行する必要があります。
また、稼ごうとして根拠の薄いタイミングでのエントリーが増えた場合、無駄な損失につながるので注意が必要です。
取引ルールを守らなかった場合、勝てない可能性が高くなります。
2. トレードに集中できていない
スキャルピングでは、チャートから目を離さず、市場の動きを常に監視し、チャンスを逃さずにエントリー・決済を行う必要があります。
しかし、疲労やストレスが溜まっていたり他の作業をしながらの「ながらトレード」をしたりすると、判断ミスや注文の遅れにより大きな損失を被る可能性があるので注意しましょう。
集中してトレードするためには、十分な休息を取ることはもちろん、トレードする時間を限定することも重要です。休憩時間を取らずに1日中トレードしたり夜寝る間を惜しんでトレードしたりするのは、集中力低下につながるのでおすすめできません。
3.スキャルピングの制限があるFX業者を利用している
一部の海外FX業者では、スキャルピングは認めつつ「保有時間●秒未満の取引は禁止」「●ロット以上の取引をすると制限する」といった文面が規約に記載されています。
これらの規約に反した取引をすると口座凍結の対象になるので注意しましょう。
必ず口座開設前に取引規約やガイドラインをチェックすることをおすすめします。
なお、サーバーに影響を与えるような大量の注文はどのFX業者においても規約違反となる可能性があるので注意が必要です。
4.スプレッドが広がる・注文が成立しにくい時間帯に取引している
スプレッドが広がる・市場参加者が少なく注文が成立しにくい時間帯は取引に向いていません。なぜなら、取引コストが多くかかる、注文が約定しないことで成績が安定しないといったデメリットがあるからです。特に早朝の取引は、スプレッドが平常時の数倍以上まで広がることもあるのでスキャルピングにより利益を狙うのは厳しいでしょう。
海外FXでスキャルピングをする際の禁止事項
海外FX業者では、以下のような行為は禁止事項とされており、スキャルピングも例外ではありません。
1. 経済指標発表や窓明けのみを狙った取引
2. 口座や複数業者間での両建て
3.アービトラージ(裁定取引)
それぞれの禁止事項について詳しく見ていきましょう。
1.経済指標発表や窓明けのみを狙った取引
経済指標の結果が市場予想と大きく異なる場合、土日の間に選挙・戦争など大きなイベントがあり月曜日の早朝で窓明けが発生した場合、為替レートが大きく変動するので、多くの利益を狙えます。
しかし、多くの海外FX業者では、経済指標の発表時間や週明けの窓明けのみを狙った取引を禁止しています。
なぜなら、FX業者が抱えなければならないリスクが大きくなり、全てのトレーダーに公平な取引環境を提供できなくなる恐れがあるためです。
具体的には、FX業者は顧客からの注文をインターバンク市場へ流していますが、激しい値動きの中で、約定価格とインターバンクでカバーする価格との間に大きな乖離が生じやすくなります。
さらに短時間に大量の注文が殺到するため、取引システムに過大な負荷がかかり、サーバーダウンや約定遅延など、システムの安定性維持が難しくなることも理由の一つです。
経済指標発表や窓明けのみを狙った取引は規約違反となるので注意しましょう。
2.複数口座や複数業者間での両建て
ボーナスキャンペーンを積極的に開催している海外FX業者では、複数口座や複数業者間での両建て取引を禁止しています。
複数口座や複数業者間での両建てを認めていない理由は、トレーダーだけが利益を得て業者が一方的に損失を被るリスクがあることが、ゼロカットシステムやボーナスの悪用につながるからです。
複数口座や複数業者間での両建ては、以下のよう手順で以下のようにボーナスを悪用して相場がどちらに動いても利益を得られることが、つながるからです。
1. A業者、B業者に入金して入金ボーナスを獲得する
2. A業者でドル円を1ロット買い注文
3. B業者ではドル円を1ロット売り注文
4. 相場が大きく上昇した場合、B業者の注文はロスカット
5. A業者の含み益が拡大したら利確する
また、ボーナスを提供していないFX業者では、複数口座での両建てを禁止していないケースもあります。
3.アービトラージ(裁定取引)
業者間で稀に発生するレートの遅延を利用して利益を得るアービトラージは、スキャルピングではなくても、禁止されている取引です。
アービトラージは、理論上100%に近い確率で利益を得られるため、FX業者にとって公平な取引とはいえません。
FX業者に黙ってアービトラージをしても、ポジションの保有方法が不自然になることで発覚することがあります。
ここまで紹介した禁止事項に抵触すると、口座が凍結されるだけでなく該当する行為により得た利益も没収されるでしょう。
二度とそのFX業者で取引できなくなる可能性があるので、絶対にこのような取引をしてはなりません。
海外FXのスキャルピングでおすすめの手法
海外FXのスキャルピングで稼ぎたいけど、手法が決まってない人もいるでしょう。おすすめは以下の手法です。
1.ボリンジャーバンドでのブレイクアウト手法
2.トレンド相場での移動平均線の押し目買い
3.サポートやレジスタンスでの逆張り手法
それぞれの手法について詳しく解説します。
1.ボリンジャーバンドでのブレイクアウト手法
1つ目のおすすめの手法は、ボリンジャーバンドでのブレイクアウトを狙う手法です。
この手法では、-2σ、-1σ、センターライン、+1σ、+2σの5本のバンドを表示します。
ボリンジャーバンドは、値動きが緩やかなときはバンドが収縮(スクイーズ)し、大きな値動きになるときはバンドが拡大(エクスパンション)する特徴があります。
この手法では、ボリンジャーバンドの拡大が始まったタイミングを狙います。
- ボリンジャーバンドが収縮していることを確認する
- ローソク足の終値がボリンジャーバンドの+2σを終値で抜けたらエントリー
- ロスカット水準は-2σの少し下に置く
- トレンド相場へ移行したら順次決済する
実際にチャートを見ると、以下のような手順で取引しましょう。

2.トレンド相場での移動平均線の押し目買い
2つ目のおすすめの手法は、トレンド相場での移動平均線の押し目買いを狙う手法です。
この手法では、既にトレンドが発生している状況で一時的に反転したタイミングで逆張りを狙います。移動平均線の数値は25、50、75、100、200のいずれかを使用することが多いです。下降トレンド時のエントリー方法を例に説明すると以下の通りです。
- トレンド相場の発生を確認する
- ローソク足が移動平均線にぶつかりそうなときにトレンド方法へエントリー
- 順次決済する
具体的にチャートで手法を確認してみましょう。下降トレンド発生中にローソク足が移動平均線付近まで上昇した後、頭を抑えられるように反転下落しています。

この手法では、トレンドが続く限りエントリーのチャンスが何度も発生することに加えて、損切りの水準までの距離が短いので、利益を増やしやすくなります。
3.サポートやレジスタンスでの逆張り手法
サポートラインとは、何度も反転上昇しており、価格がそれ以上下がりにくいとされる水準です。一方、レジスタンスラインは、何度も反転下落しており、価格がそれ以上上がりにくいとされる水準を指します。
したがって、価格が上昇してきてもレジスタンスライン付近まで到達すると、反転下落しやすくなります。
投資方法は以下のチャートにあるようにレジスタンスライン付近では売り、サポートライン付近で買うだけです。

利益確定は、反対方向のラインに到達(レジスタンスライン付近で売った場合は、サポートライン付近で利確)したタイミングか、5pipsや10pipsのように利確水準を決めることが多いです。

スキャルピングにおすすめの海外FX口座9選
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座は以下の9つです。
1.IronFX アブソルトゼロ口座
2.FXGIANTS ゼロスプレッド口座
3.Exness ゼロ口座
4.ThreeTrader Rawゼロ口座
5.AXIORY ナノ口座
6.Titan FX Zeroブレード口座
7.Tradeview ILC口座
8.BigBoss プロスプレッド口座
9.XMTrading Zero口座
それぞれの口座の特徴やメリットについて詳しく見ていきましょう。
1.IronFX アブソルトゼロ口座

FX業者と口座 | IronFX アブソルトゼロ口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.2pips EUR/JPY1.7pips GBP/JPY2.6pips |
取引手数料 | あり |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 口座残高によっては、レバレッジ制限あり |
IronFXのアブソルトゼロ口座は、スプレッドが狭くて取引手数料無料の海外FX口座です。
スプレッドが狭いのに加えて、最大500倍のレバレッジで取引できるので、少額からでも多くの利益を狙うことができます。
さらにたくさんの資金でスキャルピングをしたい人にもおすすめの口座です。
スキャルピングをしたい人は、ぜひ口座開設をしてみてください。
2.FXGIANTS ゼロスプレッド口座

FX業者と口座 | FXGIANTS ゼロスプレッド口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.4pips EUR/JPY1.7pips GBP/JPY2.7pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり1,200円 |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 80% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 口座残高によるレバレッジ制限なし |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
FXGIANTSのゼロスプレッド口座は、最大500倍のレバレッジかつ口座残高によるレバレッジ制限がない口座です。
また「99.62%の取引がミリ秒内で約定する」
「スリッページやリクオートがない」といった特徴があるため、スキャルピングに申し分のない環境といえるでしょう。
取引可能な商品も多いため、FXだけでなく他の商品のスキャルピングをしたい人にもおすすめの口座です。
3.Exness ゼロ口座

FX業者と口座 | Exness ゼロ口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.0pips EUR/JPY1.2pips GBP/JPY1.6pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり7ドル〜 |
最大レバレッジ | 無制限(21億倍) |
ロスカット水準 | 0% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 無制限(999ドルまで) 2,000倍(1,000ドル〜4,999ドル) 1,000倍(5,000ドル〜29,999ドル) 500倍(30,000ドル以上) |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
Exnessのゼロ口座は、最大レバレッジが無制限のため、少額からでも多くの利益を狙いやすい口座です。
ロスカット水準も0%と低いため、スキャルピングがしやすいでしょう。
ただし、マイナー通貨ペアの取引手数料は他社よりも高いので、メジャー通貨ペアでの取引のみに利用しましょう。
4.ThreeTrader Rawゼロ口座

FX業者と口座 | ThreeTrader Rawゼロ口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY0.9pips EUR/JPY1.1pips GBP/JPY1.5pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり4ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 口座残高によるレバレッジ制限なし |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
ThreeTraderのRawゼロ口座はスプレッドの狭さに定評のある海外FX業者です。
口座残高によるレバレッジ制限もないので、資金が多い人でもスキャルピングで多くの利益を狙える可能性があります。
ただし、「サーバーが止まる」といった口コミもあるため、約定力という点では不安が残ります。
5.AXIORY ナノ口座

FX業者と口座 | AXIORY ナノ口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.1pips EUR/JPY1.1pips GBP/JPY1.9pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり6ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 1,000倍(50万円以下) 800倍(50万円超〜70万円以下) 600倍(70万円超〜140万円以下) 500倍(140万円超〜700万円以下) 400倍(700万円超〜1,400万円以下) 300倍(1,400万円超〜2,800万円以下) 200倍(2,800万円超〜4,200万円以下) 100倍(4,200万円超〜7,500万円以下) 50倍(7,500万円超) |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
AXIORYのナノ口座は、スプレッドの狭さやMetaTraderよりも高機能な取引プラットフォームであるcTraderが使えるといった特徴があります。
口座残高によるレバレッジ制限も厳しくないので、数百万円以上の資金を持っていてスキャルピングが得意な人は利用しやすい口座です。ただし、口座残高によるレバレッジ制限が多く設けられています。
6.Titan FX Zeroブレード口座

FX業者と口座 | Titan FX Zeroブレード口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.1pips EUR/JPY1.5pips GBP/JPY2.6pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり7ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 口座残高によるレバレッジ制限はなし |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
Titan FXのZeroブレード口座は「注文がミリ秒単位で約定する」「スプレッドが狭い」といった特徴のある海外FX口座です。
Titan FXを運営しているメンバーにはpepperstoneの元役員も在籍しているので、FX業者としての信頼性は高いでしょう。
一方で、取引手数料が他社より若干高い点はデメリットといえます。
7.Tradeview ILC口座

FX業者と口座 | Tradeview ILC口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.1pips EUR/JPY1.5pips GBP/JPY1.7pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり5ドル |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 10万ドル以上で制限あり(何倍かは非公開) |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
TradeviewのILC口座は取引手数料が安いため、スプレッドも狭い水準です。そのため、スキャルピング向きの口座といえるでしょう。
しかし、最大レバレッジが200倍かつロスカット水準が100%のため、スキャルピングであっても、他社で取引するより多くの資金を用意すべきです。
また、口座残高10万ドルが近づいてきたら、レバレッジの制限を避けるために一度出金した方が良いでしょう。
8. BigBoss プロスプレッド口座

FX業者と口座 | BigBoss プロスプレッド口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.7pips EUR/JPY1.8pips GBP/JPY2.3pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり9ドル |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
ロスカット水準 | 20% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 1,111倍(1万9,999ドル以下) 555倍(2万ドル〜4万9,999ドル以下) 200倍(5万ドル〜9万9,999ドル以下) |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
BigBossは、ECN口座では数少ないボーナスキャンペーンも利用できる海外FX業者です。最大レバレッジも1,111倍と高いので、少額からでも多くの利益を狙えるでしょう。
ただし、スプレッドが狭いとはいえないので、スキャルピングをする際は注意が必要です。
また、貴金属やエネルギーといったCFD商品の取引もできません。
9. XMTrading Zero口座

FX業者と口座 | XMTrading Zero口座 |
スキャルピング | 可能 |
スプレッド | USD/JPY1.6pips EUR/JPY2.9pips GBP/JPY2.9pips |
取引手数料 | 往復1ロットあたり10ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
口座残高によるレバレッジ制限 | 500倍(8万ドル以下) 200倍(8万ドル超〜20万ドル) 100倍(20万ドル超) |
※2025年6月2日時点のスプレッドです。
XMTradingは、海外FXでも人気があります。口座開設ボーナスの対象のため、ノーリスクでトレードを体験することが可能です。
ただし、レバレッジはあまり高いとはいえません。また、スプレッドも他社より広い傾向があるため、慎重に検討すべきです。
まとめ:海外FXでスキャルピングをするならIronFXがおすすめ
海外FXでスキャルピング取引をするならIronFXがおすすめです。特にアブソルトゼロ口座ならスプレッドが狭いのに加えて、取引手数料無料で取引ができます。
最大レバレッジも500倍のため、資金が多い人でも安心して取引できます。海外FXでスキャルピングをしたい人は、ぜひ、口座開設してみてください。
