FXやトレードにおいて「ポジション」と呼ばれる言葉が何か知っていますか?
FXのポジションとは、通貨を「買っている」もしくは「売っている」状態であり、FXで利益を出すには必ずポジションを保有している必要があります。
また、海外FX業者を選ぶうえでは、最大ポジション数が多い業者を選ぶというのも1つのポイントといえるでしょう。
本記事では、海外FXにおけるポジションについて解説します。
合わせて最大ポジション数の多いおすすめの海外FX業者や海外FX業者を利用する際の注意点についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
海外FXのポジションとは?
海外FXのポジションとは、通貨を「買っている」もしくは「売っている」状態のことを指します。
通貨を「買っている」状態を「ロングポジション」、通貨を「売っている」状態を「ショートポジション」と呼びます。
また、「買い」と「売り」のポジションを同時に建てることを「両建て」と呼び、人気の手法といえるでしょう。
ここでは、ロングポジションとショートポジション、それ以外のポジションについて以下の通り解説しますので、それぞれ見ていきましょう。
- ロングポジションとショートポジション
- 買いや売り以外のポジション
ロングポジションとショートポジション
ロングポジションとショートポジションとはどのような違いがあるのでしょうか。
ロングポジションとは、外貨を「買っている」状態のこと。
ロングポジションの場合、安い価格で外貨を購入し、価格が高い時に決済することで利益が発生します。
したがって、購入した時よりも安い価格で決済してしまうと損失が発生します。
例として、米ドルが100円の時にポジションをロングで保有したケースで考えてみましょう。
米ドルが110円の時に決済すれば10円の利益が得られます。一方、90円の時に決済してしまうと10円の損失が発生することになります。
このようにロングポジションは「安く買って高く売る」という考え方になりますので、しっかりと覚えておきましょう。
一方で、ショートポジションとは、ロングとは反対に外貨を「売っている」状態となります。
FXの魅力の1つともいえるのが、この「売り」からもポジションを持てるという点があげられるでしょう。
ショートポジションの場合、高い価格で外貨を売却し、価格が安い時に決済することで利益が得られます。一方、安い価格で外貨を売り、価格が高くなった時に決済すると損失が発生してしまいます。
例えば、米ドルが100円の時にポジションをショートで保有した場合、米ドル価格が90円になったところで決済すれば、10円分の利益となります。一方、価格が110円で決済してしまうと10円分の損失が発生することになるのです。
このように、ショートポジションでは「高く売って安く買う」という考え方になります。ロングポジションとは反対の考え方になるので注意しておきましょう。
買いや売り以外のポジション
FXのポジションはロングやショートだけではなく、スクエアポジションやネットポジションというものがあります。
スクエアポジションとは、どちらのポジションも保有していない、もしくはロング(買い)とショート(売り)が均衡している状態のことです。
例えば、ロングポジションを1ロット保有し、同様にショートポジションを1ロット保有している場合には「両建て」という状態になります。
スクエアポジションは、価格が上昇・下降のどちらに動いても損益が動かないため、相場の動きが予測しにくい状況や損失を拡大させたくない場合に有効な手法といえるでしょう。
ネットポジションとは、スクエアポジションのようにロングとショートのどちらも保有している際に、ポジション数の多い方から少ない方を差し引いた部分を指します。
例えば、ロングポジションで2ロットとショートポジションで1ロット保有していた場合、1ロット分のロングポジションとなります。
片方だけにポジションを建てた際に、相場が逆方向に動いてしまえば損失も大きくなるため、不安に感じる方も多いでしょう。しかし、保険として逆のポジションも建てておくことで、損失リスクを抑えられるのです。
このようなケースの場合、ネットポジションは有効な手法となりますので、覚えておきましょう。
海外FXを始めるなら最大ポジション数を確認しておこう
海外FXを始めるなら、利用する海外FX業者の最大ポジション数を確認しておくのが重要です。
最大ポジション数とは、FX取引において保有できるポジション数のこと。
FX取引では、ポジションを無限に保有できるわけではありません。保有できるポジション数には制限がかけられているケースが多いです。
最大ポジション数は海外FX業者によって異なります。したがって、より多くの取引を行いたいのであれば、この最大ポジション数を把握しておくのが重要となるのです。
保有できるポジション数が多ければ、それだけ多くの取引ができるため、大きく利益が得られる可能性があります。一方、損失が発生するリスクも伴う点は注意しておきましょう。
最大ポジション数の多い業者はIronFX!
ここでは、最大ポジション数の多い海外FX業者の中からIronFXを紹介!
おすすめ業者の最大ポジション数についてまとめた下記の表を参考にそれぞれの特徴を見ていきましょう。
海外FX業者名 | 最大ポジション数 |
---|---|
آیرون اف اکس | 200ポジション |
Titan FX | 200ポジション |
GemForex | 30ポジション |
※オールインワン口座(MT5)のみ無制限
IronFXの特徴紹介

IronFXもTitanFXと同じく最大200のポジションを保有できる海外FX業者です。
業界歴 | 12年 |
本拠地 | キプロス |
金融ライセンス | 4つ所持 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
日本語サポート | あり |
コピートレード | 可能 |
入出金手数料 | 国内送金以外振込手数料のみ |
ボーナス | 3種の入金ボーナス |
入金時ボーナスなどの特典も豊富に用意されており、TitanFXよりもお得に海外FXを始められる点もおすすめできるポイントでしょう。
最大1,000倍でのハイレバレッジ運用が可能であり、ゼロカットシステムを採用しているため、強制的にポジションが決済されても証拠金以上の損失が発生しません。
こうした点からもIronFXはおすすめできる海外FX業者といえるでしょう。
最大ポジション数が多い海外FX業者を利用する際の注意点
おすすめの海外FX業者をご紹介しました。
最大ポジション数が多い海外FX業者を利用できれば、より多くのポジションが保有できるため、大きく利益を狙える可能性があります。
とはいえ、最大ポジション数が多い海外FX業者を利用する際に注意しておきたい点がいくつかあります。
ここでは、最大ポジション数が多い海外FX業者を利用する際の注意点についてご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
海外FX業者は国内FX業者と比べて1ロットあたりの通貨量が多い
海外FX業者は国内FX業者と比べて、1ロットあたりの通貨量が多い点は注意が必要です。
国内FX業者は1ロットあたりの取引量は10,000通貨であるのに対し、海外FXでは、1ロットあたり10万通貨単位となっています。
例えば、10万円の資金を海外FXにおいて10ロットのポジションを保有した場合で考えてみましょう。
海外FXでは1ロットあたりの通貨量が多いため、わずか10pips程度の損失が発生するだけでも証拠金を全額失ってしまう可能性が考えられます。
このように国内FX業者と比べて1ロットあたりの通貨量が多い点は注意しておきましょう。
多くのポジションを持つとリスクも高くなる
最大ポジション数が多いとより多くの取引ができるため、多くの利益が得られる可能性があるものです。一方で、大きく損失が発生してしまうリスクも伴うため、注意が必要といえるでしょう。
最大ポジション数が多い場合であっても、証拠金に見合わないロット数での取引は危険です。その分のリスクもきちんと理解したうえで取引を行うようにしましょう。
最大ポジション数を超えた注文は口座凍結の恐れがある
最大ポジション数を超えた注文を行うと口座凍結の恐れがある点も注意が必要です。
多くのFX業者においては、1回あたりのロット数や1つの口座で保有できるポジション数が定められています。これは、制限を超えるポジションを保有することでFX業者のサーバーへの負担が大きくなるのを防ぐためです。
したがって、FX業者の定めている制限を守らず、無視し続けると口座凍結といった措置を取られる可能性が考えられます。
このような点からも最大ポジション数を超える注文を行うことがないよう注意しておきましょう。
海外FXのポジションまとめ
本記事では、海外FXにおけるポジションについてご紹介しました。
海外FXは国内FXと比べてハイレバレッジでの運用が可能であり、大きな利益が狙える一方で、損失が発生するリスクも伴うものです。
とはいえ、売りからもポジションを持てるため、相場が下降局面であっても利益が狙えるなど、利益を得るチャンスの多い投資といえます。
こうした損失リスクを抑えながら効率良く運用することが重要であり、そのためにはポジションについての理解が必要といえるでしょう。
本記事を読んでポジションについてしっかりと理解し、海外FX投資に役立ててみてはいかがでしょうか。
