FXトレードにおいて、大衆心理を理解しておくことは、利益を得るために重要なポイントといえるでしょう。
実際にFXで負けた人の多くは、大衆心理に影響されたのが原因であるケースが多いです。
そこで、本記事では、FXにおける大衆心理についてご紹介します。
大衆心理をFXに活用できれば、大きく利益を伸ばせる可能性が高くなるため、是非とも本記事を参考にしてご自身のトレードに役立てていきましょう。
大衆心理とは?トレードに影響を与える5つの心理効果
大衆心理とは、自分以外の意見に流されてしまう状態のこと。
人は、例え自分が正しい場合であっても、集団の中にいると周りの意見に流されやすく、周囲に合わせた行動をとる傾向にあります。
こうした大衆心理は、FXにおいてもチャートに大きな影響を与えるケースが多いです。
しかし、大衆心理を理解したうえでトレードを行えば、利益を得られるチャンスが広がります。
ここでは、FXに影響を与える5つの大衆心理についてご紹介しますので、見ていきましょう。
プロスペクト理論
プロスペクト理論とは、行動経済学の基礎となる理論であり、「人間は感情に流されてしまうため、合理的な判断できるとは限らない」というもの。
FXでプロスペクト理論が働くケースとしては、利益はすぐに確定するのに、損切りはなかなかできないといったケースがあげられるでしょう。
FXで勝つには、損失を抑えて利益を伸ばすのが基本といえます。
しかし、実際には、感情に振り回されてしまって合理的な行動ができないケースが多いです。これこそ、まさしくプロスペクト理論が働いている証拠といえるでしょう。
認知的不協和
認知的不協和とは、自分の判断が間違っていたとしても、その間違いを認められない心理状態を指します。
FXでは、自分の予想とは違う方向に相場が変動するケースも少なくありません。
しかし、自分の過ちを認められずにいると、余計に損失が拡大する可能性も高いでしょう。
適切な判断ができなくなるため、取り返しのつかない事態に陥るケースもあるので注意が必要です。
アンカリング効果
アンカリング効果とは、最初に掲示された数値が意思決定に影響を与えるという心理です。
例えば、著名なアナリストなどが「米ドル/円が下落する」と発言すると、その意見を無意識のうちに影響を受けてしまうケースがあげられます。
著名な人物の発言だからといって、それが必ず的中する訳ではありません。しかし、先入観から、その意見に影響を受けてしまうのです。
こうした情報に左右されるのではなく、必ず自分の頭で考えるのが重要といえるでしょう。
サンクコスト効果(コンコルド効果)
サンクコスト効果(コンコルド効果)とは、これまでに費やしたコストや労力を無駄にしたくないという心理から、損失を抱えると分かりながら撤退できない状態に陥ることです。
人は誰でもコツコツと積み重ねてきた苦労を簡単には手放せません。
例えば、事業を始めてうまくいかない場合でも、なかなか撤退する判断ができず、何とか取り戻そうとして損失を重ねてしまうケースが多いしょう。
FXにおいても同様であり、この状態に陥ってしまうと、さらに損失が膨らむ可能性が考えられます。
こうした場合には、一度チャートから離れるなど、落ち着いた判断が必要です。
ヒューリスティック
ヒューリスティックとは、経験に基づいて物事を直感的に判断してしまう心理のこと。
人間は自分の経験則に基づいて判断を行う傾向にあり、FXにおいても、多くのトレーダーがこれまでの経験則を参考にしています。
例えば、FXでトレンドが継続すると「そろそろトレンドが転換するのではないか」といった心理が働きやすくなります。しかし、これは明確な根拠がある訳ではなく、あくまでも自分の経験則から判断しているだけにすぎません。
経験も大切ですが、経験は時に判断を狂わせてしまうため、注意しておきましょう。
大衆心理をトレードに活かす2つの方法
FXに影響を与える5つの大衆心理をご紹介しました。
ここでは、大衆心理をトレードに活かす方法をご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
大衆が狙うレンジパターンに活用する
大衆が狙うであろうレンジパターンを読んでトレードに活かす方法があげられます。
レンジ相場では、相場の方向性が定まらないため、一定の値幅で上下に変動しており、このような場合、水平ライン(レジスタンスラインやサポートライン)を使ったトレードが有効です。
水平ライン付近は、多くのトレーダーが意識するポイントであり、ライン付近でポジションを保有するトレーダーが多いと考えられます。
このラインを超えてしまうと含み損が発生するため、ライン付近に近づいてきたら注文を追加すると考えられるでしょう。
この大衆心理を活かしてエントリーすれば、利益を得られる可能性が高くなるのです。
利食い期のトレンド転換を狙う
為替相場において、トレンドは先行期・追随期・利食い期の3つに分けられます。
このトレンドの利食い期を狙うのが、大衆心理をトレードに活かす方法としてあげられるでしょう。
利食い期はトレーダーが利益確定を行う時期であり、相場には以下のような大衆心理が影響を与えると考えられます。
・保有するポジションを決済して利益確定しよう
・大衆心理を読んで利益確定する人が増えるだろうからエントリーしよう
上記の心理においては、いずれにしてもトレンドの転換が予想され、トレードに活用することで利益を狙える可能性が高まるでしょう。
大衆心理を読む際の3つの注意点
大衆心理をトレードに活かす方法をご紹介しました。
では、実際に大衆心理を読む際にはどういった点に注意すべきでしょうか。
ここでは、大衆心理を読む際の注意点についてご紹介しますので、見ていきましょう。
予想と逆方向に動くことを想定
大衆心理を読めたとしても、必ず当たる訳ではありません。
予想とは逆方向に動く可能性も想定したうえで、対策を講じておくようにしましょう。
例えば、海外FXではゼロカットシステムを採用しています。万が一、予想が外れて損失が発生しても口座残高以上の損失が発生しません。
国内FXのように追証を支払う心配が要らないため、リスクを抑えた取引が可能となりますので、注意しておきましょう。
余裕資金で投資を行う
大衆心理に飲み込まれてしまえば、大きな損失を抱える可能性も考えられるでしょう。
したがって、余裕資金で投資を行うのが重要です。
余裕資金がないのにFXへ投資してしまうと、ひとたび含み損が発生すると感情的になってしまい、勝てるトレードも勝てなくなってしまいます。
冷静なトレードを行うためにも、余裕資金で投資するよう注意しておきましょう。
機関投資家の存在に注意
大衆心理を読んで取引するのは重要なポイントですが、大衆心理を逆手に取られるケースも考えられる点には注意が必要です。
機関投資家は、個人投資家とは異なり、相場を動かすだけの資金力を有しています。
そのため、大衆心理と反対の方向に注文を行い、相場を動かすケースも想定されるでしょう。
万が一、世界中のトレーダーがその動きに追随すれば、大きなトレンドとなるケースも考えられます。したがって、機関投資家の存在には注意して取引を行うようにしましょう。
【海外FXならIronFX】大衆心理をFX取引に活かそう!
大衆心理は、FX相場にも大きな影響を与えます。
しかし、大衆心理を読んで取引ができれば、大きな利益を得られる可能性も高いです。
海外FX業者であるIronFXは、ハイレバレッジ運用が可能であり、効率の良いトレードができます。
また、ゼロカットシステムを採用しているため、万が一損失が発生した場合でもゼロカットシステムによって口座残高以上の損失が抑えられます。
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まずは、IronFXで口座開設して海外FXを始めてみてはいかがでしょう。
まとめ
本記事では、FXにおける大衆心理についてご紹介しました。
FXトレードでは、大衆心理が相場に影響を及ぼすケースも多く、反対に大衆心理を読めれば、効率よく利益を得られる可能性も高いです。
海外FX業者であるIronFXの提供するハイレバレッジと組み合わせれば、効率よく利益を得られる可能性も高く、おすすめできます。
是非とも本記事を参考にして大衆心理について理解を深めていき、ご自身のトレードに活用してみてはいかがでしょう。
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また、海外FXを始めたことがない方も、本記事をきっかけとして海外FXの世界に飛び込んでみてはいかがでしょう。
