長年日本では預金利息がほとんどゼロに近い状態です。
この低金利の国から脱却しようと、多くの人が外貨を買い貯めています。
では、外貨預金とFXどちらが良いのでしょうか?それぞれのメリットを比べてみましょう。
外貨預金とFXのそれぞれの特徴は?
まずは簡単に特徴だけを比較してみましょう。
外貨預金の特徴3つ
外貨預金の特徴は主に3つが挙げられます。
・シンプルに外貨での預金ができるため、為替レートの変動による円高・円安による利益や損失がある。
・外貨での預金は特定の通貨専用の口座を開設することによって外貨を預金することができる
・外貨での預金は、円換算を行わずに直接外貨での預金額が確定するため、円高による損失が少ない。
基本的に1つの特定の外貨を積み立てて円安の時に備えることで、資産を形成していく方法の一つとして使われています。
運用方法がないのも特徴と言えますね。
FXの特徴
よく言われるFXの特徴は以下の3つに分類されます。
・外貨の為替レートの変動による利益や損失がある。
・レバレッジを利用することで、資金を振り分けることなく、外貨を大量に取引することができる。
・レバレッジを利用することで、取引額に対する資金の比率が大きくなるため、利益も損失も大きくなる。
FXは外貨の現物を扱うというよりも、外貨同士や日本円と外貨のレートを使って取引をすることを特徴としていますね。
外貨を買い貯めるのではなく、外貨を運用することによってさらに追い利益を得ることのできるのがFXの特徴です。
FXと外貨預金の違いを5つ紹介
それぞれの特徴を踏まえると、FXと外貨預金では大きく違うところがあるように思えます。
実際に違いを明確にしておきましょう。
・取り扱い商品が異なる
・取引方法が異なる
・レバレッジの恩恵が異なる
・取引額に対する資金の比率が異なる
・利益も損失もの大きさが異なる
それぞれを細かく見ていきましょう!
1.取り扱い商品が異なる
FXでは、外貨の為替レートの変動を取引することができます。
一方、外貨預金では、特定の通貨での預金を行うことができます。
例えば当社IronFXですと主に以下のような商品を取り扱っています。
・外貨: 主要な通貨ペアや、その他の外貨ペア
・株式: 世界の主要株式市場に上場する企業の株式
・商品: 金、銀、原油、カッコウなど
・指数: 主要な指数CFD
・差金決済 CFD: 主要な差金決済 CFD
外貨一つに比べると、相当多くの商品を取引できるので得意分野毎に取引することもできますね。
外貨の数も相当多いので、一度覗いてみてはいかがですか?
2.取引方法が異なる
FXはリアルタイムでのトレードができるほか、自動取引や、専任アカウントマネージャーを通じた取引もサポートしています。
一方、外貨預金では、口座を開設し、そこに外貨を預けるだけです。
運用方法が一つだけなのか、それとも複数あるのかで自由度が変わってきますね。
自由に資産を動かしたい人にはFXの方が向いているかもしれません。
3.レバレッジの恩恵が異なる
FXではレバレッジを利用することで、資金を振り分けることなく、外貨を大量に取引することができます。
一方外貨預金では、レバレッジは利用できず、自分が所有する資金のみで取引を行うことができます。
海外FXですと500~1,000倍のレバレッジがおおよその平均となっているので、かなりハイリスクハイリターンな運用ができると言えるでしょう。
4.取引額に対する資金の比率が異なる
先程の派生ですが、レバレッジを利用することで取引額に対する資金の比率が大きくなります。
一方外貨預金では、自分が所有する資金のみで取引を行うため、取引額に対する資金の比率は小さくなります。
FXにはいわゆる証拠金と呼ばれているものが存在します。
レバレッジをかけると自分の資金の何倍の額を取引できますが、これにはちゃんと条件があります。
証拠金維持率と呼ばれるものを下回ってしまうと、その時点で強制的に取引を終了され、損失が確定してしまうのです。
そのためリスクをしっかりと考えてトレードしなければなりません。
5.利益・損失の大きさが異なる
FXは自分の資金に対してレバレッジをかけることで、利益・損失の大きさがレバレッジに対して大きくなることが特徴です。
それに比べて外貨預金では、自分が所有する資金のみで取引を行うため、利益も損失もの大きさは小さくなります。
まさにハイリスクハイリターンな運用方法がFX、一方で外貨預金は堅実に利益を積み重ねることのできる運用方法と言えるでしょう。
FXと外貨預金どっちがいいの?
基本的にFXよりも外貨預金の方が多くの方に使われています。
今までの日本円の動きを見れば、長期的に見て堅実な運用をできる方が需要があるからです。
ですがFXを使う方にはそれなりの目的や自分に合った運用方法、資産形成のビジョンがあるからです。
客観的な意見ですと、資産を分散することを目的として、外貨預金とFX両方利用するべきだと考えられます。
もちろん短期的ではなく、長期的な利益を追求するために。
どちらがいいと言えばどちらもやるべきですが、どんな人に向いているかと言えば以下の通りになるでしょう。
外貨預金が向いている人
- 日本の金利については知っているため、堅実に外貨で資産を増やしたい
- トレードの手法はわからないが、外貨の方が魅力的だと考えている
- 5~10年スパンで長期的に外貨を保有したいと考えている
FXが向いている人
- レバレッジや為替レートの微小な変動によるリスクを受け入れることができる
- 1日やそれ以下の短期的な取引での利益を考えている
- 為替レートの変動に対する感覚がわかる
外貨預金よりもFXの方が良いと思った方へのおすすめはIronFX

IronFXは海外に本社を置く海外FX業者です。
海外FX業者には、国内FX業者と異なる点がいくつかあります。
IronFXで取り扱っている商品は、様々な外貨ペアや商品、株式、指数などです。また、他の海外FX業者と比べても、商品の種類が豊富であるといわれています。
さらに、IronFXでは、レバレッジが最大1:1000まで利用できることが特徴です。
レバレッジを利用することで、資金を振り分けることなく、外貨を大量に取引することができます。
これにより、少額の資金でも大きな利益を狙うことができます。
レバレッジによってハイリスクな取引になると思いますが、海外FXにはゼロカットシステムというものがあります。
もしも自分の口座残高が0を下回ったとしても、その分を業者がわが肩代わりしてくれるシステムのことです。
なので、国内業者と違って借金をしないFX会社となっています。
また、IronFXはボーナスが国内業者よりも豊富なため、小額の資金での参入も可能となっています。
まだFXを始めたことのない方にとてもおすすめな業者となっているので、この機会に試しに初めてみてはいかがでしょうか?
FXと外貨預金の違い まとめ
FXと外貨預金の違いはわかりましたでしょうか?
今一度確認しておきましょう。
・取り扱い商品が異なる
・取引方法が異なる
・レバレッジの恩恵が異なる
・取引額に対する資金の比率が異なる
・短期的な利益を積み立てたい方はIronFXがおすすめ
外貨預金とFXは大きな違いがいくつかありました。
長期的に資産を動かす意思のない方は、堅実に積み立てることのできる外貨預金を使用することをおすすめします。
一方で短期的にな利益を積み重ねて、最終的に大きな利益を生み出したいという意欲のある方はFXがおすすめだと言えるでしょう。
それぞれに良いところは色々とありますが、最終的には向き不向きで考えるのが無難だと考えられます。
自分のタイプを把握して、自分に合った資産形成のビジョンを描くことが大切です。無理のない範囲で取引を楽しみましょう!
