「海外FXの持ち越しトレードって何?」
「持ち越しトレードの注意点を知りたい」
「持ち越しトレードのコツを知りたい」
このような考えをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、海外FXの持ち越しトレードについてご紹介します。
持ち越しトレードの注意点やコツも合わせてご紹介しますので、是非とも最後まで読んでいただきご自身の投資を行う際の役立ててみてください。
海外FXの持ち越しトレードとは?
海外FXの持ち越しトレードとは、市場が閉まっている土日にもポジションを保有している状態のこと。
為替市場は、平日は基本的に24時間いつでも取引可能である一方、為替市場が閉まる土日は取引ができません。
厳密にいうとニューヨーク市場が閉まる土曜日の朝7時ごろからオセアニア市場が開く朝7時ごろまではFX取引は不可能となっています。
ここでは、持ち越しトレードについて以下の通りご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
持ち越しトレードは大きな利益が狙えるメリットもある
持ち越しトレードは大きな利益が狙えるメリットを持っているトレード手法でもあります。
レバレッジをかけたままで土日もポジションを保有し、週明けに為替相場が都合の良い方向へ変動することで大きな利益が得られる可能性があるでしょう。
一方で、保有するポジションとは逆の方向に為替相場が変動してしまえば、大きく損失が発生する可能性もあるため、注意が必要です。
スワップポイントによる利益も期待できる
スワップポイントによりポジションを保有するだけで利益が得られるケースも期待できるでしょう。
スワップポイントとは、金利差益のことです。
スワップポイントは1日単位で発生するため、持ち越しトレードのみに限定されるメリットではありません。しかし、ポジションを長期間保有するトレーダーはこうしたスワップポイントを意識しているケースが多いでしょう。
とはいえ、スワップポイントについても相場が予想と逆の方向に動いた場合、同様に損失が発生するリスクがある点は注意が必要です。
持ち越しトレードの3つの注意点
持ち越しトレードには注意しておきたい点がいくつかあります。
ここでは、持ち越しトレードの3つの注意点についてご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
・「窓開け」リスクが発生する
・金曜日はポジションの調整が入りやすい
・ポジションを持ち越すと損失が発生するリスクもある
1.「窓開け」リスクが発生する
持ち越しトレードの注意点として「窓開け」リスクの発生があげられます。
「窓開け」とは、ギャップとも呼ばれ、チャートとチャートの間に隙間ができてしまう現象のこと。
土日はFX取引ができないとはいうものの、為替相場自体は動いています。
したがって、災害や経済関連の大きなニュースなどが発生すると、週明けの月曜日に「窓開け」が発生するケースが考えられるのです。
「窓」は、大量の「買い」や「売り」が入った場合に相場が急激に変動することで発生します。
「窓」が発生すると大きく相場が飛んでしまう可能性が高く、保有するポジションとは逆の方向に飛んでしまえば大きな損失が発生する可能性が考えられるでしょう。
特に週末から週明けにかけて窓は開きやすいため、注意が必要なのです。
2. 金曜日はポジションの調整が入りやすい
持ち越しトレードの注意点として、金曜日はポジション調整が入りやすい点もあげられます。
土日にポジションを落ち越してしまうと「窓開け」によるリスクなどが考えられるため、金曜日にはポジションを決済する「ポジション調整」が入りやすいです。
他にも、毎月第一金曜日は、全世界の投資家が注目している経済指標である米国雇用統計の発表が行われます。
この指標の内容によっては為替相場が急激に動くケースも多く、雇用統計の発表前にポジションを決済する投資家も多いです。
この点は持ち越しトレードの注意点として押さえておきましょう。
3. ポジションを持ち越すと損失が発生するリスクもある
ポジションを持ち越す場合、損失が発生するリスクがある点も注意が必要です。
ポジションを持ち越した場合、利益が期待できる反面、損失が発生するリスクも伴います。
例えば、土日の間にどこかの国で大きな災害が発生すれば、その国の通貨が売られてしまう可能性が高いでしょう。
また、各国首脳の発言で相場が大きく変動するのも珍しくありません。
これは、FXの魅力でもあり、難しさでもありますが、持ち越しトレードを行う場合にはこうしたリスクを考慮して行うようにしましょう。
持ち越しトレードを行う際のコツとは?
持ち越しトレードの注意点をご紹介しました。
では、持ち越しトレードを行う際のコツとしてはどういった点が考えられるでしょうか。
ここでは、持ち越しトレードのコツについて以下の通りご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
・自信がある時だけ持ち越す
・低いレバレッジで取引を行う
・ペナルティにも気を付けよう
1. 自信がある時だけ持ち越す
自信がある時だけ持ち越すのは、持ち越しトレードを行う際のコツといえるでしょう。
基本的に週末から週明けにかけて窓が発生する可能性が高く、大きく相場が動くことで損失を被るケースが考えられます。
持ち越しトレードを行う場合には、窓開けリスクを考慮した取引が重要です。
したがって、土日の間に値動きが予想通りに行くという相当の自信がある時だけポジションを保有するようにすると損失リスクを軽減できるでしょう。
2. 低いレバレッジで取引を行う
レバレッジをかけて取引を行う場合、なるべく低いレバレッジで取引を行うのも持ち越しトレードを行う際のコツです。
海外FXではレバレッジ取引を行うのが一般的ですが、高いレバレッジでの取引は損失が発生するリスクも伴います。
したがって、相場がどう動くか予想できない場合には持ち越しトレードを行うべきではないでしょう。
しかし、万が一、持ち越す場合にはなるべく低いレバレッジを設定する方が良いでしょう。
3. ペナルティにも気を付けよう
ペナルティに気を付けるのも重要なポイントです。
海外FX業者の中には、週明けの窓開けなど大きな価格変動による為替差益のみを狙ったハイレバレッジトレードを禁止している業者も少なくありません。
業者から持ち越しトレードばかりを狙っていると判断されれば、強制的に最大レバレッジを引き下げられたり、最悪の場合には口座を凍結されたりする可能性もあるでしょう。
強制的にレバレッジを下げられてしまえば、ロスカットが発生する可能性も高く、損失が発生する可能性もあるため、注意が必要です。
そのため、ペナルティにも気を付けて取引するのが重要といえるでしょう。
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まとめ
本記事では、海外FXでの持ち越しトレードについてご紹介しました。
海外FXで持ち越しトレードを行う場合には、しっかりと注意点を押さえておくのが重要です。
持ち越しトレードばかりを行っていると、業者からペナルティを受けてしまう可能性も高く、初心者にはおすすめできるトレード手法とはいえないでしょう。
初心者の場合、まずは口座開設をして少額からスタートするなど、経験を積んでいく中で自分に合った取引スタイルを確立させていくようにしましょう。
