【この記事で分かること】
・海外FX詐欺の手口について
・海外FX詐欺に遭った時の相談窓口
・安心して使える海外FX業者
これらの内容を詳しく解説します。
海外FXは稼ぎやすく人気がある反面、投資家を騙す詐欺業者が多いのも事実です。
今回の記事では、詐欺業者がよく使う手口の解説と、現在お困りの方に向けた相談窓口の紹介をしています。
この記事を読めば、詐欺の対策や悩みの解決方法が分かりますよ。
海外FX詐欺の手口を5つ紹介
ここで紹介する詐欺の手口は、海外FX以外の投資詐欺でも使われているものです。
特にコロナ禍の昨今では、出会いを求めて外国人と接触した方が「国際ロマンス詐欺」の被害に遭っています。
詐欺の手口を把握し、予防と対策に努めましょう。
【海外FX詐欺の手口を5つ紹介】
・自動売買(EA)や商材の勧誘
・海外FXの詐欺業者で口座開設
・取引代行業者によるポンジスキーム
・国際ロマンス詐欺
・有名なFX業者による不正行為
自動売買(EA)や商材の勧誘
「自動売買(EA)や商材の勧誘」は、SNSやネットの誇大広告で投資家を煽り、全く効果の無いEAやFX商材を売りつける手口です。
・寝ている間にEAが自動で稼ぎます
・誇大広告ではありません!誰でも簡単に月10万稼げます
・超簡単!1日5分で5万円!お得な副業のご案内
このように、どんな人でも簡単に稼げると謳っている広告を掲げ、実際にEAや商材の購入に誘導します。
しかし、これらを活用しても全く稼げず、トレードの損失も含めて多額の被害に見舞われるケースがとても多いのです。
実際に誇大広告で顧客を募った結果、訴訟問題に発展したケースも。
他にも業者がクーリングオフに応じない、または連絡が取れなくなる場合もあります。
投資家が豪邸に住み、高級な食事をしている写真に「誰でも私のように稼げます!」と書かれていると魅力的に見えますよね。
しかし、大胆に宣伝しているEAや商材を見つけた時は「そんなに良いものを他人に教える必要があるのか?」と自問してみましょう。
仮に「誰でも億万長者」を謳い文句にしているEAや商材が無料配布されている場合、多くは配布者の広告収入が目的です。
広告収入を得るためにばら撒いている商品は、果たして本当に稼げるシステムが設計されているでしょうか。
また、世の中には無料で手に入る安全なツールがあります。にもかかわらず高額なEAや商材を販売する業者はほぼ詐欺であると見てよいでしょう。
SNSのDMでこうした誇大な広告が送られてきても、決して反応しないよう気を付けてください。
海外FXの詐欺業者で口座開設
架空、もしくは正規のFX会社を騙り、偽装されたFX業者のHPで口座開設させる手口です。
こうした詐欺業者の口座に入金してしまうと、資金は二度と戻ってきません。
他にもSNSアカウントでは、「EBE Inc」と名乗る業者について注意喚起しています。
違法業者は詐欺が発覚する前に行方をくらまし、社名を変えて同様の手口を用いるのが特徴です。
このような違法業者が運営するサイトを見抜くには、次の2点をしっかり確認しましょう。
【海外FX詐欺業者を見抜くポイント】
・URLを確認する
・GoogleでFX会社名を検索する
正規の海外FX業者は、ドメインに必ず「.com」が含まれています。
例:FXGTの公式サイト https://portal.fxgt.com/login
また、正規の海外FX業者が利用するメールアドレスも正規ドメインが使用されています。
例:FXGT日本語サポートのメールアドレス jpsupport@fxgt.com
これらの情報を確認し、少しでも怪しいと感じたら警視庁サイバー犯罪窓口まで通報しましょう。
ただし、フィッシングサイトなどで「.com」が付き、なおかつ「fxqt」など紛らわしい文字列で騙そうとする事例もあります。アドレスのドメインはしっかり確認してください。
他にも社名をGoogle検索する方法もあります。
詐欺業者は、原則Google検索に引っかかりません。ただし、正規の業者を模倣したサイトが表示されるケースもあります。
その時はアドレスや問い合わせメールアドレスが不正なものでないか確認し、偽装かどうか判断してください。
取引代行業者によるポンジスキーム
ポンジスキームとは、自称投資家が「資金提供の見返りに運用益の一部を支払う」と嘘をつき、出資者から資金をだまし取る手口です。
ポンジスキームは1円も支払わずに逃亡するケースと、一定期間は支払いを続けて安心させてから行方をくらますケースがあります。
投資家を名乗る人物が「元本を保証する」「確実に儲かる方法で投資する」と宣言していると、つい運用を任せてみたくなるかもしれません。
しかし、美味い話をされた時は、次の3つを思い出してください。
・他人任せにしてまでお金がほしいか考える
・感情的に判断しようとしていないか
・騙されても文句を言わない覚悟はあるのか
これまで大切に貯めてきたお金を人任せにしてよいのか、しっかり考えましょう。
国際ロマンス詐欺
近年急増している投資詐欺の1つに「国際ロマンス詐欺」があります。
大手婚活アプリやSNSで知り合った外国人からFXや仮想通貨の取引を持ちかけられ、詐欺業者での口座開設や投資代行に誘導されます。
かつて横行していた国際ロマンス詐欺は、「身内が病気になった」「会社が倒産した」など同情を誘う口実が多かったものの、近年では手口が巧妙になりました。
国際ロマンス詐欺の厄介なところは、甘い言葉や積極的なコミュニケーションで相手を信用させ、騙されたと気付かせない点です。
主に40代〜50代の被害者が多く、多額の資金提供をした後に被害に気づくケースがとても多いのです。
あおい法律事務所のHPでは、被害の特徴を詳しく紹介しています。もしご自身が事例に当てはまる状況であれば、速やかに専門家に相談しましょう。
有名な海外FX業者による不正行為
有名な海外FX業者といえども、不正行為をするケースは少なくありません。
今回は有名な不正行為である「くるくる詐欺」と「約定拒否」の2つを解説します。
くるくる詐欺とはスリッページ詐欺の一種で、注文した後の読み込みがフリーズし、数秒〜数分経ってから約定するケースを表したトレード用語です。
システムの遅延はどこの海外FX業者でも起こるため、読み込みの遅さがすべて意図的とは言えません。
しかし、悪質なケースでは次のような手口を使ってきます。
【悪質なくるくる詐欺の例】
・ドル円が100.40円の時に買い注文読み込みが終わらない
・その間にドル円レートが100.30円に下落読み込みが終わらない
・ドル円が100.50円まで上昇100.50円で約定
投資家に不利な条件で約定を繰り返している場合、たとえ有名な業者でも不正を働いていると考えられます。
約定拒否とは、投資家の発注依頼を無視し、約定させない行為を指します。
くるくる詐欺はタイムラグがあるものの、約定拒否の場合は注文そのものが成立しません。
・発注から数秒経過後に約定拒否される
・注文ボタンを押しても反応が無い
・注文できる他の価格を提示される
こうしたケースに遭遇したら、すぐに別の海外FX業者に乗り換えるのが良いでしょう。
このように、投資家の注文を無視して資金をプールする「呑み行為」をする業者は、注文方法にDD(ディーリングデスク)方式を採用しています。
海外FX業者の不正行為を防ぐには、NDD(ノーディーリングデスク)方式を採用している業者を選びましょう。
海外FX詐欺に遭った時の相談窓口
ここまで海外FX詐欺の手口を紹介してきました。
もし該当する手口に巻き込まれている場合は、次に紹介する相談窓口を活用してください。
それぞれの特徴も解説するので、ご自身に最適な相談窓口を選びましょう。
【海外FX詐欺に遭った時の相談窓口】
・弁護士消費生活センター証券
・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)
・警察相談専用窓口
・金融サービス利用者相談室適格消費者団体
弁護士
投資詐欺を専門に扱う弁護士に相談すると、被害額を取り戻せるケースもあります。
ただし弁護士費用がかかるため、まずは無料相談で被害額が取り返せるか確認してから依頼するのが良いでしょう。
また、弁護士は個別のサポートが手厚いので、解決に向けたさまざまなアプローチをしてくれます。
・詐欺業者の調査
・証拠集め
・被害金請求・返金交渉
・民事訴訟・刑事告訴など
「どうしても被害額を取り返したい!」と考える方は、一度弁護士に相談してみましょう。
【相談料無料の法律事務所】
・横山法律事務所
・弁護士法人 大地総合法律事務所
・弁護士法人 インサイト法律事務所
消費生活センター
消費生活センターは専門の相談員が受け付け、当事者間の話し合いによる解決を目指すアドバイスをしてくれます。
話し合いといっても当事者同士が直接対話する訳ではなく、斡旋委員が仲介することで平和的な解決を目指します。
大事にせず事態を収集したい方は、消費者ホットライン「188」に電話してみましょう。
証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)
FINMACは、いわば「金融商品トラブル専門の相談窓口」です。
消費生活センターと同様、斡旋委員が当事者間を取り持つかたちで解決を図りますが、金融商品トラブルに精通した弁護士が斡旋委員として仲介に当たります。
FINMACで斡旋を依頼する際、損害賠償の請求額に応じて依頼料が2,090円〜52,360円(税込)かかります。
弁護士費用は用意できないものの、弁護士の力を借りたいと考えている方は利用を検討してみましょう。
警察相談専用窓口
警察相談専用窓口は、日常で起こったトラブルに対する助言をしてくれます。
相談した結果、詐欺だと判明した時はすみやかに被害届を提出しましょう。
被害額が戻ってこないケースが多いものの、警察の操作によって加害者の身元が判明し、損害賠償請求がしやすくなるメリットがあります。
金融サービス利用者相談室
金融サービス利用者相談室も金融商品トラブルが専門ですが、直接介入や斡旋をする機関ではありません。
その代わり、相談者に最適な相談窓口の紹介やアドバイスをもらえます。
「どこに相談すればいいか分からない」と悩む方は、金融庁HPに記載された電話番号にかけてみましょう。
適格消費者団体
適格消費者団体とは、誇大広告や悪質な契約を行う業者に「差止請求」できる機関です。
その中でも、「特定適格消費者団体」は違法行為によって損害を被った被害者に代わり、集団訴訟を起こすことが可能です。
ただし、同様の被害者が複数いないと集団訴訟に繋がりません。
身近な人、もしくはネット上で同様の被害に遭った方が複数いる場合は、こちらの機関を利用しましょう。
安心して使える海外FX業者IronFXを紹介
これから海外FXで取引したい方は、安心して取引できる業者を選ぶのが大切です。
ここからは、当社IronFXを紹介します!
IronFXは12年の取引実績があり、日本語サポートやボーナスも充実した取引所です。
業界歴 | 12年 |
本拠地 | キプロス |
金融ライセンス | 4つ所持 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
日本語サポート | あり |
コピートレード | 可能 |
入出金手数料 | 国内送金以外振込手数料のみ |
入金・出金手数料いずれも無料で、83種類の通貨ペアを取り揃えています。
出金拒否などの噂が飛び交っていますが、こちらの業者は高額出金の対応も素早いので、安心して利用できるのではないでしょうか!
IronFXは取得の難しいFCA含め、4つのライセンスを取得しています。
キプロスで設立したIronFXは、現在4つの国にサービスを提供しており、ライセンスの有無は国によって異なります。
日本人が口座開設すると「Notesco Limited」が運営するバミューダアカウントが生成されますが、バミューダでの金融ライセンスは取得されていません。
ただし、バミューダでは金融ライセンスがなくてもブローカー事業が可能なため、必然的にライセンスを取得しておりません。
他にライセンス取得が義務付けられた国ではしっかり取得されているため、安全性はきちんと保証された取引所と言えるでしょう。
海外FXの詐欺 まとめ
【今回のまとめ】
【今回のまとめ】
・海外FX詐欺の手口はさまざま
・美味しい話には絶対乗らないこと
・騙されていると感じたら、すみやかに相談窓口へ
・海外FXを始めるなら、ライセンス有り・通貨ペア豊富なIronFXがおすすめ
今回は詐欺業者がよく使う手口の解説と、現在お困りの方に向けた相談窓口を紹介しました。
詐欺業者はあの手この手で大切な貯金を狙ってきます。
これから海外FXを始めようと考えている方は、ご紹介した詐欺の手口をしっかり把握し、少しでも怪しいと感じたら通報するか手を引きましょう。
大切な資金を詐欺業者から守り、IronFXなどの適切な業者でトレードしてください。
