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「いつも50%の勝負しかできないからFXはいいや」
「チャートの分析の方法とかわからないな」
そんな方のために今からすぐに使えるRSIというインジケーターを紹介します！
超簡単な計算式と使い方を覚えるだけなので、誰でもすぐにできるでしょう！
FXで使うRSIとは？
RSI (Relative Strength Index)は、市場の買われ過ぎか、売られ過ぎかを知るために使用される指標の1つです。
RSIは基本的に過去のn日間の上昇トレンドと下降トレンドを比較し、買われ過ぎか、売られ過ぎかをパーセンテージで示します。
RSIの計算式は？
RSIの計算式は、n日間の上昇幅をトータルに対する下降幅をトータルに対する比率として、次のように定義されています。
①RSI = 100 – (100 / (1 + (上昇幅合計 / 下降幅合計)))
または
②RSI=平均上昇幅÷(平均上昇幅+平均下降幅)×100
で求めることができます。
通常RSIは14日間のデータを使用して計算されますが、それは適当な期間が選ばれたからであって、どの程度の時間でもよいという訳ではありません。
ただし、RSIはあくまで指標であるため、市場の趨勢を正確に捕捉するためには、他の指標や分析手法と組み合わせることが望ましい。
RSIの主な使い方
RSIは、0から100までの値を取ります。
値が70以上になると、市場は買われ過ぎであると考えられ、反対に30以下になると売られ過ぎであると一般的には考えられます。
これは、取引者が適切なタイミングで売買を行うための補助的な情報となります。
RSIを使うときの具体例を紹介
基本的にRSIを使うときは以下のことを決めたい時に使います。
- トレードの決断をする際に使われる
- ポジションサイズを決める際に使われる
- チャートを解析する際に使われる
トレードの決断をする際に使われる
RSIを使用することで、過剰売買状態かどうかを確認することができます。
RSIが70以上であれば過剰買い気配であるため、価格が下落すると予想することができ、売りポジションを持つための指標にすることができます。
逆にRSIが30以下であれば過剰売り気配であるため、買いポジションを検討することができます。
ポジションサイズを決める際に使われる
RSIは過剰買いや過剰売りの状況を数値として明確にしてくれます。
もし、RSIが70以上であれば過剰買い気配であるため、ポジションサイズを小さくすることができます。
逆にRSIが30以下であれば過剰売り気配であるため、ポジションサイズを大きくすることができます。
臨機応変な対応にも使うことができるので、とても便利で簡易的なインジケーターと言えるでしょう。
供給量に限界があるので、売りの時はポジションを小さくして、買いの時はポジションを大きくするのがRSIを使う際の基本と思っておきましょう。
チャートを解析する際に使われる
RSIを使用することで、過去のデータからトレンドや支持線・抵抗線を分析することができます。
またRSIをプロットしたグラフと同時に他のテクニカル指標をプロットすることで、より詳細な分析が可能になります。
RSIを実際に使って計算してみよう
RSIを実際に使って体に染み込ませましょう！
過去14日分のとある株価のデータを使用します。
| 日付 | 株価 |
|---|---|
| 1日目 | 100 |
| 2日目 | 105 |
| 3日目 | 110 |
| 4日目 | 105 |
| 5日目 | 110 |
| 6日目 | 115 |
| 7日目 | 120 |
| 8日目 | 115 |
| 9日目 | 120 |
| 10日目 | 125 |
| 11日目 | 130 |
| 12日目 | 135 |
| 13日目 | 140 |
| 14日目 | 145 |
1~14のうち上昇幅合計と下降幅合計を求めます。
実際に計算を行うと、14日間の上昇幅合計は45、14日間の下降幅合計は10となります。それでは先程の①の式にRSIを計算します。
RSI = 100 – (100 / (1 + (45 / 10))
すると、RSI = 100 – (100 / (1 + 4.5)) = 100 – (100 / 5.5) = 100 – 17.28 = 81.81
RSI=81.81となり、市場は買われ過ぎていると考えられるのでポジションサイズを小さくして売りのチャンスであると考えることができます。
他のツールとも組み合わせることによって正確性が生み出せるはずです。
RSIが活用しにくい相場はある？
RSIは、市場が買われすぎや売られすぎの状態を示す指標です。
トレンド相場でも、RSIが70以上になると買われすぎ、30以下になると売られすぎの状態となることは変わりません。
ただしRSIが買われすぎや売られすぎの状態であっても、トレンド相場が続くかどうかは保証されません。
RSIはトレンド相場の一部として使用することができますが、他の指標や分析手法と組み合わせることでより正確な取引の判断ができるようになります。
正直トレンド相場でのRSIは昨日するか怪しいところがあるので、使わない方が良いと考えられます。
RSIを過剰に依存することもおすすめしません。
トレンド判断には常に複数の指標や手法を使用することをおすすめします。
RSI まとめ
RSIの解説をしました。どうでしたか？
おそらく取引ツールにあると思いますが、なかったとしても14日分の最終値さえわかれば計算することが可能なので、誰でも使えるインジケーターだと考えられます。
次にチャート分析に迷ったらこれを使ってみると良いでしょう！
