海外FXで出金拒否される原因とは？税金の扱いと対策を徹底解説！

【この記事で分かること】
・出金拒否が起こる原因
・出金拒否を回避する方法
・出金拒否された場合の税金の扱い方

これらの内容を詳しく解説します。

海外FXで利益を出しても、何らかの理由で出金拒否され、資金を引き出せないトラブルは後を絶ちません。

実は、出金拒否は業者側の過失だけでなく、トレーダー側の責任で起こるケースもあります。

そこで今回は、出金拒否の原因と回避方法に加え、税金の取り扱い方法も解説していきます。

これを読めば、今後出金拒否される可能性がグッと低くなるでしょう！

出金拒否が起こる原因は大きく分けて2つ

出金拒否が起こる2つの要因として、「業者側の問題」と「トレーダー側」の問題があります。

業者側の問題には悪徳業者による詐欺や倒産、トレーダー側の問題には禁止行為や口座番号相違といったケアレスミスが該当します。

細かい内容は次の項目から解説していくので、ぜひ参考にしてください。

【出金拒否が起こる原因】
悪質FX業者による不当行為
海外FX業者の倒産や破綻
禁止行為に該当した
出金先の口座番号を間違えている

悪質FX業者による不当行為

海外FX業者の中には、詐欺目的で運営されているものがあります。

公式サイトも巧妙に作られ、魅力的なボーナスまで設置している為、一目で詐欺業者と見抜くのは難しいでしょう。

詐欺業者を見抜くには、次の方法を試すのが効果的です。

【海外FX詐欺業者を見抜くポイント】
URLに「.com」や「fxgt」が含まれているか確認する
GoogleでFX会社名を検索する

正規の海外FX業者のドメインには、URLに「.com」や「fxgt」が含まれています。

時折「fxqt」（右から2番目がQの小文字）といった、紛らわしい文字列で騙そうとしてくるケースもあるので注意しましょう。

また、詐欺業者は通常のGoogle検索ではヒットしません。もしサイトが表示された時はドメインのチェックをしておきましょう。

海外FX業者の倒産や破綻

悪質なFX業者は倒産や破綻のリスクが高く、営業停止になるケースも多々あります。

なかにはトレーダーから入金された資金を持ち逃げしたうえで、わざと倒産して連絡手段を断つ業者も。

特にマイナーな業者ほど、倒産や破綻のリスクは大きくなります。これから海外FXを始める方は、まず有名な業者での口座開設をオススメします。

またトレーダーの資金を厳重に管理している指標となるため、分別管理または信託保全を採用している業者であるかも確認しておきましょう。

禁止行為に該当した

口座開設前に禁止行為を確認せず、無意識に違反してしまうケースは多々あります。

主に、トレーダーにとって有利すぎる条件での取引は禁止行為に該当します。その一部を紹介しましょう。

【メジャーな禁止行為】
経済イベントのみを狙ったハイレバレッジ取引複数口座間、および業者間での両建て
複数業者間・親族間・同業者内の複数口座間でのアービトラージ（裁定取引）

経済イベントは大きく相場が動くため、損失を出すと「ゼロカット」により業者の損失負担が大きくなります。

ボーナスを利用、または異なる業者間での両建ても、自己資金ゼロで利益を出し続けられる可能性があるため禁止されています。

アービトラージとは価格差を利用した「さや抜き」と呼ばれ、「ゼロカット」による業者の損失負担が大きくなりやすい方法です。

業者によっては他にも禁止行為を設定しているケースもあるため、事前確認はしっかり行いましょう。

出金先の口座番号を間違えている

出金拒否が続く時は、登録情報が誤っていないか確認してみましょう。

特に口座番号の登録には注意が必要です。登録時には、銀行名・支店名・口座番号・口座名義に間違いがないかしっかり確認してください。

ケアレスミスで業者に迷惑をかけないよう、十分気をつけましょう。

出金拒否トラブルを回避する方法

業者側の問題で発生する出金トラブルを回避するには、あらかじめ業者を徹底的に調査しなければなりません。

次に紹介する6つのチェック項目を参考に、トラブルが少ない業者を選びましょう。

【出金拒否トラブルを回避する方法】
・ライセンスを取得しているか確認する
・資金管理方法を確認する
・禁止事項が多い業者は使わない
・出金ルールを把握しておく
・スキャルピング禁止の業者に気をつける
・DD方式の業者は使わない

ライセンスを取得しているか確認する

ライセンスを保有する業者は詐欺を目的としておらず、公平性の高い運営を行っています。

公的な認可を受けて営業しているため、トレーダーの過失でない限り出金拒否されることはないのです。

悪徳業者の場合、認可を受けられないため100％無許可で営業しています。よって、ライセンスの有無は必ず確認しなければなりません。

ただし、業者側が不正を行った場合、ライセンスが剥奪されるケースもあります。

たとえメジャーな業者といえども、今後なにが起こるか分かりません。もし取引中の業者に不正があった時は、別の業者への乗り換えも検討してみてください。

資金管理方法を確認する

「海外FX業者の倒産や破綻」でも少し触れましたが、資金管理方法に「分別管理」や「信託保全」を導入している業者を選びましょう。

「分別管理」とは、トレーダーの資産を専用口座で管理する方法です。業者が保持している資金と混同される心配がなく、安全性や透明性の高い管理方法とされています。

ちなみに、海外FX業者がライセンスを取得する条件として、「分別管理」の導入が条件となっています。よって、「分別管理」を採用している業者は優良と考えて良いでしょう。

一方、「信託保全」とは、信託銀行がトレーダーの資金を保証する制度です。海外FX業者ではなく信託口座で管理するため、万が一が起きても資金が返還されます。

ただし、信託保全の導入は義務ではありません。もし信託保全がない業者の場合は、分別管理を導入しているか確認してください。

禁止事項が多い業者は使わない

取引の禁止事項が多い業者の場合、たとえ気をつけていても規約違反に該当してしまう可能性があります。

規約違反に該当すると、出金拒否だけでなく口座凍結やアカウント停止となる可能性も。

また、たとえ出金拒否にならなくとも、レバレッジ規制をかけられるケースもあります。

取引に支障が出ないよう、各業者の禁止事項はしっかり確認しておきましょう。

出金ルールを把握しておく

海外FX業者は、それぞれ独自の出金ルールを設けています。

例えば業界大手の「iFOREX」では、次のような出金ルールがあります。

【iFOREXの出金ルール】
1.身分証明書・住所証明書・クレジット/デビットカードの両面写真を提出
2.出金申請時に「直筆サインをした出金依頼書」を作成し、PDFファイルでiFOREXに提出する
3.出金方法はクレジット/デビットカード・bitwalletの2つ。ただしクレジット/デビットカードへの出金上限額は入金額まで

この出金ルールは業者によってかなり異なるため、面倒に感じないルールを設定している業者を選んでみると良いでしょう。

スキャルピング禁止の業者に気をつける

スキャルピングはスプレッドや取引手数料で業者に利益が発生するため、本来なら歓迎される取引手法です。

しかしスキャルピングを禁止している業者（DD方式）は、LPに注文情報を流さないため、注文が多くなるとサーバーに負担がかかります。

その結果、サーバーに負荷をかけた迷惑客として扱われ、出金拒否などの制限をかけられてしまうのです。

スキャルピングで稼ぎたいと考えている方は、特に注意しておきましょう。

DD方式の業者は使わない

DD方式を採用している業者は、ほとんどの場合「ルールが厳しい」「スキャルピングが禁止されている」といった特徴が当てはまります。

無論、DD方式を採用する業者すべてが出金拒否する訳ではありません。

しかし、念には念を入れて「NDD方式」を採用する業者を選ぶのが無難です。

DD方式の業者は魅力的なボーナスを用意しているケースが多いものの、目先の利益に惑わされず、きちんと情報収集していきましょう。

出金拒否されたら税金の扱いはどうなる？

出金拒否された際、確定申告の有無が気になる方は多いと思います。

結論としては、出金拒否により損益に計上されていない場合、確定申告は不要とされています。

ただし、損益に計上されていながら出金拒否されてしまった時は、残念ながら申告義務が生じる可能性があります。

少しでも不安に思った時は、一度税務署や税理士に相談してみてください。

出金拒否のない海外FX業者を紹介

最後に、当サイトがオススメする海外FX業者「IronFX」を紹介します。

出金拒否トラブルを回避する方法で解説した条件を多く満たしており、トラブルの危険が少ないと言える業者です。

詳細については次をご覧ください。

สื่อการเรีย

IronFXは以下の条件を満たしていることから、出金拒否の心配が少ない業者と言えます。

ライセンス保有：キプロス証券取引委員会(CySEC)
資金管理：分別管理を採用
禁止事項：同一口座、複数口座においては制約なし
出金ルール：クレジットカード/デビットカード・国内銀行送金・海外銀行送金・bitwalletに対応。
出金手数料無料
スキャルピング：すべての口座で可能
NDD・DD方式：口座タイプによってDD方式/NDD方式が選べる珍しい業者

ご覧いただいた通り、IronFXは出金トラブルが少ない業者の条件に当てはまります。

信託保全こそ導入されていないものの、ライセンス・分かりやすい出金ルール・スキャルピング可能・NDD方式の口座あり、といった条件は信用性が非常に高いと言えます。

IronFXでNDD方式を採用している口座タイプは、NO COMMISSION・ZERO SPREAD・ABSOLUTE ZEROの3種類です。

出金拒否の不安を解消したい方は、上記3つの口座からお好きなものを選択してください。

まとめ

【今回のまとめ】
・出金拒否が起きる原因には、業者側の問題とトレーダー側の問題がある
・業者側の問題で起きる出金拒否は、口座開設前のチェックで回避可能
・出金拒否により損益計上されていない利益は確定申告不要

今回は出金拒否の原因と回避方法に加え、税金の取り扱い方法について解説しました。

コロナ禍により室内で過ごす時間が増えたことで、海外FXを始めて出金拒否のトラブルに巻き込まれるケースが増えています。

業者の選び方、そしてトレーダーによる禁止行為の把握ができていれば、出金拒否のトラブルに遭う可能性が低くなります。

正しい知識と対処法を覚え、安心できる取引を実現させましょう。