海外FXは複利運用すべき？単利と複利の違いや複利運用のメリット・デメリットを解説

海外FXで利益を増やす方法として、「複利」の活用があります。

利益を再投資する複利なら単利よりも効果的に、資産を増やせるという特徴があるのです。

しかし、複利運用にはメリットだけでなくデメリットもあるので、正しく理解しておく必要があります。

この記事では、複利運用の基本からメリット・デメリットまで分かりやすく解説します。

複利運用とは？

複利運用とは、利益を元本に組み入れ再投資することで効率よく運用する方法のことを言います。

海外FXに限らず金融商品全般で利用される運用方法の一つです。

アインシュタインの言葉に「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」というものがあります。

複利を理解することで、効率よく利益を上げられる可能性があるでしょう。

単利と複利

そもそも運用方法としては、「単利」と「複利」があります。

単利とは、利益を再投資せずに常に一定額を運用する手法です。

仮に、100万円を元手に単利で運用するとします。

１年目で利益が出て120万円になった場合、単利では20万円は利確し100万円のみを２年目に運用するのです。

それに対して、利益を元本に組み入れて運用するのが複利です。

上記同様に100万円が１年で120万円になった場合、複利では120万円を２年目で運用します。

得た利益をさらに投資することで投資元本が増え、利益が利益を生む仕組みになり雪だるま式に利益が大きくなるという特徴があるのです。

1ヶ月で20%勝ち続けたときの複利シミュレーション

ここでは、複利で運用した場合の具体的なシミュレーションを見てみましょう。

10万円でスタートし、１ヵ月20％勝ち続けたとして計算していきます。

上記のように、1年後には891,606円にも資産が増えているのです。

仮に、上記の条件で単利で運用した場合は、毎月2万円を利確していき1年後には「2万円×12ヵ月＋10万円（元本）＝34万円」の資産になります。

このように、複利と単利では最終的な資産に大きな差が生まれるのです。

複利の計算については、計算ツールを利用すると簡単に求められるので、一度シミュレーションしてみるとよいでしょう。

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海外FXで複利運用するメリット

ここでは、海外FXで複利運用するメリットを見ていきましょう。

メリットとしては、以下の3つが挙げられます。
・少額で初めても大きな利益を出せる
・長く続けていくことで大きな利益を出せる
・リスクを低く抑えられる

少額で始めても大きな利益を出せる

複利の場合、最初の元本に利益を組み入れることで、元本を増やして運用できます。

単利では、どれだけ経っても元本が増えないので、利益が増える割合も一定です。

その点、複利であれば運用元本が経過とともに増えていくので、元手が少額でも運用できる金額が徐々に増え、結果として利益も大きくなります。

また、海外FXの場合は、ハイレバレッジ取引ができるという特徴があります。

国内FXでは最大でも25倍のレバレッジしかかけられませんが、海外FXでは数百倍から千倍という業者も珍しくありません。

複利で増えた元本にレバレッジを掛けて運用できるので、より効率よく資産を増やすことができるでしょう。

長く続けることで大きな利益を出せる

複利運用することで、最初の元手は少なくても長期に渡ることで大きな利益になるというメリットがあります。

複利運用の場合は、期間が長くなればなるだけ利益も大きくなるという特徴があるのです。

仮に、元手10万円を年利10%で運用した場合を見てみましょう。

上記のように、10万円の元手でも、5年目には約1.5倍、10年目には約2.6倍にもなっています。

複利運用することで、年数が経過することで利益もより大きくなるのです。

リスクを低く抑えられる

複利運用には、破産リスクを抑えられるというメリットもあります。

単利で運用した場合、年の途中で得た利益を元本に組み入れないため、負けが出てしまうと元本からそのまま損失分がマイナスされます。

しかし、複利の場合、利益を元本に組み入れ元本額が上がっているため、負けが出ても利益を含んだ元本からマイナスされるのです。

そのため、単利で運用するよりも元本がゼロになるリスクを抑えられるでしょう。

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海外FXで複利運用するデメリット

複利運用にはデメリットもあるので、正しく理解しておくことが重要です。

デメリットとしては次の3つがあります。
・お金を途中で引き出せない
・短期的には大きく稼ぎにくい
・利益が無くなる可能性がある

お金を途中で引き出せない

複利は、利益を元本に組み入れて再投資するので、原則として利益を途中で受け取れません。

どんなに利益が出ていても、自分の手元には入らないため生活などに反映できないでしょう。

利益を別のことに使いたいと思ったら、利益の一部を引き出して使う必要があり、単利運用と変わりません。

利益を今の自分のために使いたいという人には、複利運用は向いていないでしょう。

複利の場合、将来的には大きな資産を得られるかもしれませんが、それまで利益を使える時間も先延ばしになる点には注意が必要です。

短期的には大きく稼ぎにくい

複利運用の場合、長期的な視点で利益を狙う運用のため、短期で見ると大きく稼ぎにくいというデメリットがあります。

数日や数か月という短期で見た場合、複利も単利も結果に大きな差は生まれません。

しかし、複利運用は、長期的にみると一定期間経過後に単利よりも大幅に利益が生れるようになるのです。

そのため、資産が増える期間までをコツコツを積みあげることに耐えられる人でなければ向いていないでしょう。

短期間で大きな利益を出したい場合は、単利のほうが適している場合もあります。

自分の投資スタイルに合わせて、シミュレーションしてどちらが適しているかを考えたうえで選択するとよいでしょう。

利益がなくなる可能性がある

海外FXも投資である以上、必ず成功するわけではありません。

毎年安定して一定の利益が出る投資ではないので、大きな損失を出してしまうとそれまでの利益も一瞬でなくなってしまう可能性があるのです。

また、元本が大きくなることで取引の金額も高額になり、「損失がでたらどうしよう」と精神的な負担がかかる人もいるので、注意しましょう。

FXの場合は、増えた元本にレバレッジを掛けられるため、損失が出た場合のダメージも大きくなります。

ただし、海外FXの場合は、ゼロカットシステムを導入している業者が多く、その場合は口座残高以上の損失は業者がカバーするため、借金を追う心配はありません。

とはいえ、それまでコツコツ積み上げてきた利益がなくなってしまう可能性がある点には、注意する必要があります。

「損切りの徹底」や「レバレッジを掛け過ぎない」などリスクに対する対策を測るようにしましょう。

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まとめ

海外FXの複利運用のメリット・デメリットをお伝えしました。

利益を再投資する複利運用は、雪だるま式に利益を増やせ将来的に大きな資産を築ける投資方法です。

海外FXなら複利運用にハイレバレッジ取引を掛けわせることで、元手が少額でも大きな利益を狙える可能性があります。

しかし、途中で利益を使えないなどのデメリットもあるので、一度シミュレーションして自分の投資スタイルに合った方法を選ぶようにしましょう。

この記事を参考に、複利について理解し効率よく海外FXで資産を築けるようにしましょう。

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